今回はマンション管理士試験の試験科目と出題順序についてまとめます。
初学者だと意外とこのあたりの情報が不足しがちです。
結構重要な部分ですのでしっかり確認しておきましょう!
試験科目と問題数
マンション管理士試験の試験科目は大きく3つに分けることができます。
- 法令系
- 実務会計
- 設備系
法令系
マンション管理士試験で一番のウェイトを占める科目です。
カッコ内の数字は令和4年度の出題数です。
- 区分所有法(11問)
- 民法(6問)
- 不動産登記法(1問)
- 建替え円滑化法(1問)
- 標準管理規約(9問)
- ※適正化法(5問)
※適正化法は5問免除科目
令和4年度は法令系からトータルで33問出題されました。
実務会計
会計と標準管理委託契約書を中心とした実務的な科目です。
- 会計(2問)
令和4年度は契約書からの出題はありませんでした。
設備系
マンション管理士や管理業務主任者試験に特有の科目です。
- 都市計画法(1問)
- 建築基準法(1問)
- 水道法(1問)
- 消防法(1問)
- 警備業法(1問)
- 建築・設備(10問)
設備系ではトータルで15問出題されました。
1問ずつ出題されている法律をまとめて設備系法令といったりします。
(出題順序のところでまた使いますので一応覚えておいてください)
出題順序
マンション管理士試験の科目の出題順序です。
市販テキストで記述されている順序とは結構違っているかもしれません。
そして、意外と出題順序について書いてくれていなかったりします。
また、管理業務主任者での出題順序とはだいぶ異なりますので、W受験を考えている受験生は要注意です。
- 区分所有法
- 民法
- 設備系法令
- 標準管理規約
- 実務会計
- 建築・設備
特徴的なのは設備系法令の5問が民法と標準管理規約の間にあることです。
最初から順に解くと2回に分けて設備系の問題が出題されることになって、不思議な感じがします。
おそらく法令を前半にもってくる都合上、設備系も法令に関するものは前半に組み込んでいるのだと思われます。
模試ではこの順番に沿って出題されると思いますが、一応今のうちからこういう順番で出題されることを頭の片隅に入れておきましょう。
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