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今回は2020年10月に行われた宅建士試験の合格点を予想する記事です。
あくまでも個人の予想ですので、実際の合格点とは結果が異なることも予想されます。
その点を注意した上で読んでください。

 

⒈ 試験全体の感想

すでにネット上には多くの講評がありますので、ここでは細かい部分には立ち入らずに、全体を通した感想を簡単に述べておくことにします。

まず、全体的に見て、得点しやすい問題が多かったような気がします。

権利関係では細かい論点も多かったですが、正解しにくいとまでは言えないくらいの難易度でしたし、宅建業法などは過去問をしっかり学習していれば容易に答えが導けるものが多かったです。

昨年の難易度で35点だったことを考えると、今年はそれよりも合格点が上がる可能性が高いと思われます。

 

⒉ 合格点の鍵を握る「個数問題」

近年の合格点は、「個数問題」の出題数による影響が少なくありません。

・平成29年度
個数問題:6問 合格点:35点
・平成30年度
個数問題:3問 合格点:37点
・令和元年度
個数問題:6問 合格点:35点
・令和2年度
個数問題:4問 合格点:??点

過去3年分と今年の、個数問題と合格点についてまとめました。

このことからわかるように、個数問題が少なかった年には合格点が高くなるという傾向があります。
平成30年度は過去最高合格点である37点になりましたが、この時の個数問題は近年の試験としては少ない3問だったのです。

10月の試験では個数問題が4問でした。
少なからず合格点に影響することは間違いありません。

 

⒊ 10月試験の合格点を予想

試験問題自体の難易度に加え、個数問題のような試験の形式面を考慮して、10月試験の合格点を予想してみたいと思います。

予想合格点・・・37点 or 38点

可能性がかなり高いのが38点です。
誤差として37点の可能性もあるかもしれません。

やはり、権利関係以外の科目について得点しやすかったことが大きいです。
それに加えて個数問題が少なかったことで、失点を少なくすることが可能な試験だったとも言えます。

権利関係も解答しやすい問題はあったので、そこまで大きな失点につながることはないと考えます。

以上のことから、10月試験では38点を予想します。

 

あとがき

今年はコロナの影響もあって、イレギュラーだらけの試験となっています。
10月試験を受けた受験生と12月に受ける受験生のレベル差があるのかどうか、どのような母集団になっているのかなど、今年特有の問題もあったりします。
そういう意味では今年の試験の合格点を予想することは難しいところがあります。

本文の内容はあくまでも例年と同じ状況であった場合という前提があります。
大きくぶれる可能性もありますので、その点はご注意ください。

 

10月試験の合格点を予想!
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