あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は、昨年末に行われた、宅建士試験12月試験の合格点予想記事になります。
あくまでも個人の予想ですので、実際の合格点とは結果が異なることも予想されます。
その点はご注意ください。
⒈ 試験問題の難易度
ここの問題についての講評は、すでにネット上で多く出ていますので、ここでは省略します。
全体的な感想としては、10月試験より若干難しかったかなという印象です。
特に権利関係は難しい(というよりも正答させる気のない)問題が目立ちました。
一方で、法令上の制限については例年と比べても解きやすい問題が多かったです。
試験では、基本的に権利関係から順に解いていくことになります。
権利関係の問題で波に乗れないと、以降の優しい問題でも凡ミスをする可能性が高くなったりします。
この権利関係でテンションを保っていられたかどうかがポイントでした。
個数問題については、10月試験よりも1問増えて、5問出題されました。
このあたりも合格点に影響してくるかもしれません。
⒉ 合格点予想
12月に開催されると言うこと自体がイレギュラーですので、合格点予想では不確定要素が多いです。
ただ、受験された皆さんは気になると思いますので、合格点を予想することにしました。
予想合格点 = 37点 (あるいは38点)
個人的には37点くらいになるのではないかと予想しています。
ただ、12月まで試験勉強期間が伸びたことによる影響で受験生全体のレベルが上がったとすれば、38点と言う可能性も出てくるかもしれません。
10月試験と比べれば若干難しくなったことは確かで、個数問題が1つ増えたことも影響してきそうです。
また、高得点を取ることが難しい問題だったという印象もあります。
権利関係の「捨て問」のような問題は受験生に変なプレッシャーを与えたと思います。
以上のことから、私としては「37点」が一番可能性として高いのではないかと考えます。
⒊ 2021年の試験に向けて
2020年は、本試験が2回開催されるというイレギュラーな年になりました。
そのバタバタも一区切りということで、これから受験するというみなさんは2021年の試験を意識してスタートしているところだと思います。
そこで、2021年の宅建士試験ではどのようなところに注意して学習すればいいのか、ここで簡単に書いておきたいと思います。
まず、権利関係は丁寧に学習するようにしましょう。
おそらく2021年も難しい問題が出てくると思います。
捨て問のような類の問題は別としても、事例問題などにはしっかりと対応しておかなければなりません。
また、改正法についてもまだまだ頻出だと思われますので、そのあたりもしっかり学習する必要があります。
権利関係以外の科目については、過去問を何度もしっかり解いて、基礎知識を固めるようにしましょう。
過去問を焼き直した問題でミスしてしまうと、他の受験生と大きく差が広がってしまいます。
12月試験でも基本的な内容を問う問題が多かったです。
点数としては、38点くらいを意識して学習するようにしてください。
あまり高得点を狙い過ぎると、モチベーションが下がったり、基礎が疎かになったりしてしまって、思い通りの結果が出ない可能性が高まってきます。
「他の受験生が取れる問題で落とさない」
これが何より大切です。
あとがき
12月に試験を受けたみなさん、本当にお疲れ様でした。
年末に試験があるということ自体がイレギュラーでしたので、苦労もひとしおだったのではないでしょうか。
しばらくゆっくり休んで、次のステップへと向かってほしいです。
コロナの影響がまだまだ続いていますし、緊急事態宣言も首都圏に再発令されるということで、2021年も波乱の年になりそうですが、なんとか乗り越えていきたいところですね。
このブログでは行政書士しけんや宅建士試験の情報を更新していきますので、読んで参考にしてもらえればと思います。