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日頃からさまざまな人のブログやYouTube動画を見ているのですが、気になったことがあります。

「なんか、変な学習法多くね!??」

アクセス数を稼ぐためなのかどうなのか定かではありませんが、私ですら「本当かよ!?」と思うような変な学習法が蔓延っているんですね。

そこで今回は、あえて王道の学習法について解説していきたいと思います。
多くの合格者が実践したものを王道の学習法ということにして、私自身や周りの合格者の意見を参考にしながらまとめます。

 

学習期間

学習期間は受験生の置かれている環境でけっこう変動するものだとは思いますが、一応はこのように考えてください。

最低でも6ヶ月は学習する

法律にある程度詳しい人であればもう少し短い期間でも大丈夫かもしれません。
ただ、多くの受験生は宅建士ではじめて本格的な法律の学習することになると思いますので、最低でも半年、できれば1年くらいを学習期間としてとって欲しいです。

「最短合格」
「3ヶ月で合格」
「○○日で合格」

みたいな謳い文句のものには要注意です。
はっきり言ってしまうと、短期合格は結果論で、同じ期間で不合格になっている受験生の方が圧倒的に多いのが現状です。
短期合格できた人はある意味、運が良かっただけといえるかもしれません。

当たり前ではありますが、学習期間は長ければ長い方がいいです。
特に働きながら受験するような場合には半年でも足りないくらいです。

この記事を書いているのが1月末ですので、はじめて宅建士を受験する人や働きながら合格を目指す人は、今すぐにでも始めるようにしてください。

 

テキストなど

たまに「過去問だけで合格」とか、「動画だけを見て合格」みたいなものがありますが、これもお勧めしません。

受験生が必ず用意するべきものは・・・

  • テキスト
  • 過去問

です。

テキストを使わずに合格するのは本当に運頼みになってしまいますし、そもそもその程度の知識で実務に役立つとも思えません。
特に最近の試験は「理解力」が試される傾向にあるので、テキストで基本をしっかり押さえておく必要があります。

そして、過去問は必須です。
宅建士試験では過去問がそのまま出題されたり、形を変えて出題されることがよくあります。
過去に出題された部分はほぼほぼ確実に答えられるようになるまで学習しましょう。

市販されているものは12年間の過去問が載っているものが多いので、それをやっておけば十分です。

要するに、テキストと過去問をバランスよく使いながら、補助的に動画を見たり要点整理を買ったりするのがベストなわけです。
どれか1つに偏った学習は、試験で対応できない可能性大です。

 

量で質を上げる

最近では様々なもので「効率化」を図ることが主流になってきています。
資格試験の学習もそうで、短期合格などはその代表的なものかもしれません。

もちろん、時間をかけずに済むのであればそれに越したことはありませんが、ここでよく考えて欲しいのです。
変に効率を意識した結果、不合格になってしまったら、1年間また余計に時間を費やすことになるんです。
このロスはけっこう大きいと思いませんか?

であれば、効率を考えて合格ギリギリの線を目指すようなことは避けるべきです。

宅建士の学習では300時間くらいの学習時間が必要と言われていますが、いったんはこのことを忘れて、じっくりと学習の量を確保することを心がけてください。
500時間でも1000時間でも構いません。

そうすることで自然と学習の質も上がってきます。
他の受験生よりも学習してきたという自信と、質の高い学習の効果で合格がグッと近づくわけです。

短時間で合格した人が偉いということではありません。
逆に、じっくりと取り組んで合格した受験生の方が、合格後は活躍できる可能性が高い気すらします。
学習をしすぎて怒られることなんてないわけですから、人一倍時間をかけて学習するようにしましょう。

合格者の多くは、受験生時代に意外と時間をかけているものなのです。

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