10月の宅建士試験が終わってから1週間が経ちました。
でも2020年の宅建士試験はまだ終わっていません。
12月に試験日がある受験生はこれからが本番です。
今回は、その12月試験の受験生に向けた記事になります。
⒈ 2ヶ月という期間をうまく使いこなす
2ヶ月と聞くと長いと感じますか?短いと感じますか?
長い期間をかけて学習してきた受験生にとっては短いと感じられるかもしれません。
一方で、10月に合わせて学習してきたものが延期になったことで、無駄に長い期間学習をしなければならなくなったと感じることもあるかもしれません。
試験日が2日あるという今年の試験は、そもそもがイレギュラーだらけです。
ただ、このような事態になってしまったことを嘆いていても仕方がありません。
残りの2ヶ月の期間をしっかりと使いこなすようにしましょう。
受験生の中には、ほぼ完成レベルまで学習したという人もいるでしょうし、まだほとんど手付かずという人もいることでしょう。
どちらにも共通して言えることがあります。
それは、この2ヶ月が非常に大切だということです。
この期間をどのように過ごすかで、合格できるかどうかが決まってきます。
⒉ 宅建士は暗記の多い試験
完成レベルの受験生にもかかわらず、残りの2ヶ月がなぜ大切なのでしょうか。
それは、宅建士試験が暗記の多い試験だからです。
忘却曲線というものがあります。
どうしても知識として吸収したものは時間の経過に伴って忘れてしまいます。
今現在で完成に近いレベルまで知識が詰め込まれていたとしても、残りの期間でしっかりと復習等をしておかないと忘れてしまいます。
直前期が大切などとよく言われたりしますが、まさにこのような理由からくるものです。
⒊ 今からでも間に合わせられる参考書を紹介します
逆に、ほとんど手付かずの状態の受験生はどのようにすべきなのでしょうか。
イレギュラーな事態で延期になったことでモチベーションが極端に下がってしまったということも考えられるので、ほとんど手付かずだったとしても、ある意味では仕方がないのかなとも思います。
ただ、諦めてしまうのはまだ早いです。
2ヶ月あれば合格レベルまで持っていくことは可能です。
ただ、そのためには効率よく学習する必要があります。
そこで、今からでも合格レベルまでもっていくことができる、効率的な学習ができる参考書類を紹介することにします。
テキスト
2020年版 どこでも宅建士 とらの巻 【法改正対応/短期決戦型テキスト】
短期決戦型テキストとあるように、短い期間でも合格レベルの知識を詰め込むことができる作りになっています。
私も直前期にはこの本を使っていて、知識の整理をするのに役立ちました。
図表が多く使用されているので、視覚的にも知識を吸収することができるようになっています。
問題集
2020年版 出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集 【アプリ付き / 2020年改正民法対応】 (出る順宅建士シリーズ)
宅建士試験において過去問学習は必須です。
ただ、2ヶ月という期間を考えると過去問をガッツリ解く時間がなかなか取れないと思います。
そこで、この一問一答です。
問題数としてもちょうどいいボリュームになっていますし、携帯性に優れていてどこでも確認することができます。
この問題集に書かれていることをしっかりと覚えられれば、合格レベルの知識が十分につくはずです。
今回は2冊だけ紹介しました。
直前期のポイントは、手を広げすぎないことです。
基本的なことしか書かれていない2冊ですが、何度も読み返すことで新しい発見があったりします。
本当に大切なのは応用力ではなく、基礎固めなのです。