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宅建士、管理業務主任者、マンション管理士の3資格における「個数問題」の出題数を調べました。

個数問題というのは正しい(あるいは誤っている)肢の個数を選ぶもので、この形式で出題されると正解しにくくなります。
個数問題の出題数が試験の難易度を左右すると言ってもいいくらい、重要な要素になっているのです。

他の資格試験と比べて個数問題が多いイメージのある3資格ですが、実際にどのくらいの出題がされているのでしょうか。
それぞれ過去5回分を調べてみました。

 

宅建士試験

令和4年度・・・6問

令和3年度(12月)・・・5問

令和3年度(10月)・・・6問

令和2年度(12月)・・・5問

令和2年度(10月)・・・4問

 

管理業務主任者試験

令和4年度・・・10問

令和3年度・・・12問

令和2年度・・・7問

令和元年度・・・5問

平成30年度・・・4問

 

マンション管理士試験

令和4年度・・・9問 (3問)

令和3年度・・・8問 (4問)

令和2年度・・・9問 (4問)

令和元年度・・・8問 (2問)

平成30年度・・・6問 (2問)

カッコ内は5問免除科目における個数問題の数

 

概略

宅建士試験では5問前後の個数問題が出題されています。
特に多い年少ない年がないので、今後も5問前後の出題が予想されます。

一方で、管理業務主任者試験に関してはここ2年で急激に個数問題が増えました。
個数問題に近い組み合わせ問題も出題されていて、一気に難易度が上がった印象です。
令和5年度以降も10問近い出題数になるかもしれません。

マンション管理士試験は8問前後になっています。
ここで注目すべきは、5問免除科目の個数問題です。
ここ3年では5問中3〜4問が個数問題となっていて、極端に点数がとりにくくなっています。
マンション管理士試験では、管理業務主任者試験合格者が使える5問免除が必須と言ってもいいかもしれません。

 

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