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今回は個数問題の対策に関する記事です。

宅建士、管理業務主任者、マンション管理士試験で毎年必ず出題される「個数問題」。
この個数問題の対策なしでは合格が厳しくなってきている現実があります。

個数問題がどういうものなのかを解説しながら、対策について解説していきます。

 

個数問題とは

まず、個数問題が実際にどのようなものなのか見てみましょう。

【マン管 R4 問1】
次に掲げる事項のうち、区分所有法の規定によれば、「共用部分」であるものはいくつあるか。

ア 専有部分以外の建物の部分
イ 専有部分に属しない建物の附属物
ウ 専有部分のある建物の敷地
エ 規約により共用部分と定められた附属の建物

1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 四つ

このように、選択肢が「一つ」〜「四つ」となっていて、個数を答える問題になっています。

マークシートの問題によくあるような「正しいものはどれか」という形式とは異なっていることがわかりますよね。

この個数問題という形式が合否に大きく影響してきます。

 

個数問題の難しさ

個数問題は他の形式と比べて難易度が高くなります。

というのも、問題の文章の中に知らない知識が1つでもあると正解を導けなくなってしまうからです。

先ほどの問題ではア〜エの文章がありますが、その文章の中に知らないもの(共有部分になるかどうかわからないもの)が1つでもあるとビシッと答えを出すことができなくなります。

普通の4択問題であれば、わからない選択肢が1つ2つあっても、正解肢さえ確実に答えられれば解くことができますし、消去法で解くこと、比較で解くことも可能です。
個数問題はこのようなテクニックが一切使えないわけです。

個数問題でわからない選択肢があった途端に運任せになってしまう、そんな難しさがあります。

 

個数問題の対策

個数問題に関する以上のことをまとめると、対策はたった1つしかありません。

個数問題の対策 ⇨ 確実な知識を身につけること

多くの個数問題では、問われている内容が基本レベルだったりします。
つまり、しっかり学習している受験生であれば判断できるくらいのレベルで調整されているわけです。

そうなると、普段の学習では基本レベルの知識を確実なレベルで覚えていく作業が不可欠です。
「確実」というのがポイントで、うろ覚えの知識を極力減らしていくようにしてもらいたいのです。

「100の曖昧な知識より10の確実な知識」
などと表現されることもありますが、まさにその通りです。

 

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